近頃の若い人は・・という言葉について考える

世の中の様々なことを考えるコーナー

「北九州の醬油ラーメン らーめん志士」でございます。

今回のテーマは「近頃の若い人は‥と言う言葉が好きではない」ことについてお話させて頂きます。

志士も自分の若い頃から「最近の若い奴らは・・」とか言われてきました。

でもって今でもやはり「Z世代はどうだこうだ」「最近の若者はどうだこうだ」的な話を目にします。

これは恐らくどの世代でも延々と受け継がれてきた伝統芸能的なものなんだと思います。

しかし、これってなんか馬鹿馬鹿しいとしか思えないんですよね~。
ということで志士が独断と偏見過ぎる個人的目線で思っていることを語らせて頂きたいと思います。

なぜ「近頃の若い人は・・」が受け継がれるのか

恐らく人類史上延々と受け継がれてきているのであろう「近頃の若い人は・・」という言葉ですが(延々と受け継がれているのかは知らんけど)、何故こんな言葉が代々継承されていくのでしょうか?
別におじいさんが亡くなる間際に「いいか・・この言葉だけは忘れてはならんぞ・・・・近頃の若い人は・・」と言って受け継いでいるわけでもないでしょう(そういうおじいさんがいた人にはごめんなさい)。

志士が思うにこの「近頃の若い人は・・」が受け継がれる理由はこれです!

人間は自分が理解出来ないことを嫌い恐れる習性があるということだと思います。

これは自分がオッサンになったからこそハッキリ分かるのですが、自分の常識が当てはまらないことに対してどう対処していいか分からないわけです。

分からないものに対して、年齢という立場のアドバンテージを利用して「近頃の若い人は・・」という言葉で自分を正当化しているわけです。

時代は常に変化しています。

志士の意見としては「ものの考え方や価値観は時代で循環していく」が「技術やテクノロジーは新しい方が正しいし強い」と思っています。

これは何が言いたいかと言うと、「ものの考え方や価値観は時代によって変化していくけれども完璧なものというのは存在しないので結局は循環していく。けれども技術やテクノロジーというのは一度先に進めば後戻りすることはない」ということです。

小難しいことを言っておりますが要は、時代によって考え方も価値観もテクノロジーも変化しているんだよと言いたいだけの話です。

理解出来ないことを嫌うことを止めてみようよ


しかし人間の本能として、自分が知らないこと・理解出来ないことは嫌うというところからスタートしてしまいます。
恐らく生存戦略的に人間の本能に植え付けられたDNAなのでしょう(知らんけど)。

自分が知らないこと・理解出来ないことを嫌うというのは本当によく目の当たりにします。

お年寄り世代が「笑点」や「ドリフ」で大笑いしているのですが「ダウンタウン」や「とんねるず」を見て「くだらん!馬鹿馬鹿しい!」と面白くないのを通り越して怒っていたりします。

そして志士を含む「ダウンタウン世代」の人間が「現在の若い世代に人気のユーチューバー」を毛嫌いしたりしているわけです。

これは恐らく永遠に続くループなのだと思います。

これに対して志士は一言いいたい!

「新しいものを理解出来ないなら別に理解しなくていいやん。でも若い世代はそれが面白いんだからそこはいいやん。」と思うのです。

別に自分達世代の好きな文化を好きでいればいいし、若い世代の人はその世代の文化で楽しめばいいと思っています。

その上で、それぞれの世代の文化を認め合い興味を持って知っていく努力をしていければいいなと思っています。
それが出来れば世の中最高にハッピーになると思います。

おとな世代は気を付けよう

志士の若い頃は周囲とのコミュニケーションは常にお酒を飲んでおりました。
酒を酌み交わすことによって関係を深めるというのが当たり前の時代でした。
それは今でも自分的には変わってないし、酒を飲まずに人と仲良くなることはありません(それはお前の性格の問題だろ)。

しかし今の時代は「若者の酒離れ」などとよく言われるように「酒を媒介としたコミュニケーション」があまり求められていない風潮らしいです。

我々おとな世代から見ると色々思うところはありますが、まあしょうがないと思う他はないのです。
時代が変わればルールも変わるのですから。

これが理解出来ないと不幸な出来事が起こったりしてしまいます。
高校生の息子に酒を飲ませて、息子の所属する部活動が活動停止になったというニュースを目にしたりしました。
確かに我々おとな世代の頃は高校生の頃当たり前の様に酒を飲んでいましたが、今の時代は通用しません。
時代の変化を認められない大人が子供の夢を潰したりしてしまう不幸な出来事が起こることがあるのです。
これは同じおとな世代として凄く理解出来たが故に気を付けなければと心底思いました。

「俺たちが若い頃は〇〇してたぞ」的な武勇伝らしきことはまさに百害あって一利なし!
極力控えましょう。

若者たちもちょっと聞いてよ

おとな世代の悲哀をお話させて頂きましたが、若者世代にも歩み寄りはお願いしたいところもあります。

志士は基本的に古い世代より新しい世代の方が優れていると思っています。(語弊がありますが)

だって、古い世代が必死に作り上げたノウハウを土台にしてそこからスタートを切るわけだからそりゃ新しい世代の方が強いに決まってると思うのです。

しかしそれでもおとな世代には一つだけ武器があります。

それが「経験」です。

若い世代はいくら優位性があるといっても「経験値」が不足しているというのは事実です。

若い頃はおとな世代の言うことを聞くことは難しいですが(志士は全く聞かなかったし今でも聞きませんがw)、耳を傾けることが出来る人は確実に同世代から一歩リード出来るでしょう。

いわゆる「車輪の再発明」を避けることができるからです。(「車輪の再発明」とは既に世間に出回っているものを、知ってか知らずかもう一回一から発明するという意味の慣用句でございます)
車輪の再発明については(「車輪の再発明」について独学ラーメン屋が考える)をご参照ください。

「経験値」というのは人が時間をかけて身につけたものですが、話を聞くことによってそれなりに自分の身についたりもします。
損得で考えても聞いた方が絶対に得です。
まあ、なかなか聞く耳を持てないのが若さというものなんですけどね。

結局言いたいのはね

そろそろまとめますね。(自分でも何が言いたかったのか分からなくなってきた)

「最近の若い人は・・」などと言うのはやめた方がいいし、言われても気にすることはありません。

そもそも「最近の若い人」が育つ世の中を作ったのは我々おとな世代です。

若い世代はそういう大人が現れたら「あなたたちが作った仕組みで育ったらこうなったんですけど?」と心の中で言ってやればいいのです。(実際に言うとキレられる恐れがあるので気を付けて)

まあ、結局何が言いたいのかと言うと・・

「お互いの考え方を尊重しあって理解出来る様に歩み寄っていこうよ」ということです。

長々と書いておいて超平凡なありふれた結論ww(時間返せ!)

それでは長々と失礼しました。「北九州の醬油ラーメン らーめん志士」でございました。

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