ラーメン屋をやっていて心がざわついたお客さんの言葉

飲食店経営

「北九州の醬油ラーメン らーめん志士」でございます。

今回のテーマは「らーめん志士的心がざわついたお客さんからの言葉」でお送り致します。

飲食店をやっていますとお客様から色々なお言葉を頂きます。
直接言って頂くこともあれば、ネットのレビューで書かれていることもあります。
らーめん志士のお客様は非常に良いお客様が多くて、とても温かいお言葉を頂く機会が多くて大変感謝しております。

志士は褒められるのが大好きなので、これを見てくださっている方は是非グーグルマップのレビューで高評価(☆5が大好物です)をお願い致します。笑笑

しかし、やはり褒めて頂けることばかりでは無くて、時として心がざわついたり傷ついたりするお言葉を頂くこともあります。

これはまあ、飲食店経営していれば避けられないことなので真摯に受け止めて改善出来る部分は改善するべく参考にさせて頂いております。

ただそうは言っても、やはり納得のいかない心がざわつくこともある、というのが正直なところです。

そこで今回は特に心に残っている心がざわつくお客さんからの名言をご紹介させて頂きます。

なるべく毒を吐かないように冷静にお送りするつもりですが、もし毒を吐いてしまった場合は内密にお願い致します。笑

それではよろしければお付き合い下さいませ。

志士の心に残る名言たち

そんな気楽な遊びみたいな商売してみたいわ

最初に断っておきますが、「美味しくなかった」「好きじゃなかった」とかの味のお好みでの低評価は全く問題にしておりません。
味のお好みは千差万別ですし、志士のラーメンがお口に合わない方も沢山いらっしゃると思います。
そういう方には逆に申し訳ない気持ちです。

今回取り上げるのはそういうものではなく、一人間として心がざわついた言葉でございます。

まず一つ目はこちら。

「昼間会社で働いて、夜だけ店やってんの?いいな~そんな遊びみたいな商売やったら俺もしてみたいわ~」

でございます。

これは志士が開業したばかりの時ですが、家業の仕事を辞められずなんとか夜営業だけ店をやることを認められて、昼は家業の仕事・夜はラーメン屋という二束のワラジを履いてほぼ不眠不休の生活を続けていた頃にかけて頂いたお言葉です。
本当にいつ倒れてもおかしくない生活を続けて、なんとかラーメン屋になるという目標を達成しようと頑張っていた時期だったので凄く心に沁みるお言葉でした。

今思い返してもこいつはシバいといても良かったかなと思っていることは秘密にしておきますが、なかなかの心のざわつきを与えて頂きました。

こういう想像力の無い人間にはなりたくないなと思っていることも、敢えて言うことでもないので自分の胸にしまっておきます。

豚骨ないの?じゃあいらんわ

二つ目はこちらです。

「えっ?豚骨ないの?じゃあいらんわ」

でございます。

これは開業からしばらくの間結構よくあったお言葉です。

開業後全くお客様が来て下さらずに閑古鳥が鳴いている時期が結構続いてました。
「お客様が来ないかな~」とずっと願いながら誰もいない店内で寂しく過ごしておりました。

その時!お客様がやっと来て下さって心の中でガッツポーズをして喜んでいたのですが・・
そこで言われたのがこのお言葉でございます。

なかなかの破壊力で心が折れそうになりました。
このパターンは一度や二度ではなく結構頻繫に経験させて頂きました。

でもこれは仕方のないことなので誰も責めてはおりません。
ラーメンと言えば豚骨ラーメンが当たり前の北九州で「醬油・塩ラーメン専門店」を出してしまったわけですから、お客様からすれば当たり前の反応だと思います。

それでも結構辛かったので、忘れられないお言葉です。

私は豚骨ラーメン党です。(星2つ)

上のお言葉と似ているのですが、ちょっと違うのでイラッとしたということは世間様に発表することではないので内密にしておきます。

これはグーグルマップのレビューで☆2つの低評価がついていた時のコメントですが

「私は豚骨ラーメン党です」


の一言だけ書かれておりました。

低評価は全然仕方のないことなので良いのです。
ただ理由がおかしいでしょう?
店の看板にもデカデカと「醬油と塩の専門店」だと書いているのに、それを承知でご来店されたわけですから。

こちらも一言でお返事させて頂くと

「じゃあ、なんで来たの?」

という言葉をここに書いてしまいそうになりましたが、大人げないのでやめておきます。

東京じゃ通用しないよ

キリがないのでそろそろ最後にしておきますね笑。

最後のお言葉は

「北九州では通用してても東京じゃ通用しないよ」

でございます。名言をありがとうございます。

食べ終わってお会計の時に急にこのお言葉を頂きました。

「ちょっと何言ってるかわかんない」とサンドウィッチマンよりも言いたい気分になりました。

「そもそも東京に行きたいって言ったっけ?」(一ミリも行きたくないです笑)
「北九州の醬油ラーメンって言ってるよね?」
「北九州で受け入れられるラーメンっていうことで作ったんだけど?」
「東京で店やるなら東京向けのラーメン考えるに決まってるよね?」
「東京のラーメンが北九州で流行るとも限らないってわかります?」等々・・

と様々な疑問をぶつけたかったのですがやめておきました。

とりあえず、「まあ一旦お帰りください。上唇と下唇をまつり縫いでしっかり縫い合わせて訳の分からないことを言えなくなってからまたお越しください。」と言ってつまみ出したい気持ちだったという事実は、志士の人間としての器が知れることになってしまうので墓場まで持っていきたいと思います。

。。。

いや~危ないところでしたが、なんとか毒を吐かずに我慢できて良かったです。

こういう例外の極々一部のお客さんはさておいて・・「らーめん志士」のお客様!大好きです!
これからもよろしくお願いします。

以上、今回はちょっとブラックな「らーめん志士」でございました。

コメント

  1. はやひと より:

    ラーメン店検索から辿り着きました。

    客商売は大変です。
    心無い方はたくさんいます。
    でも心温まる方もたくさんいます。
    ブログを読みながら自分もそうだなと思いました。
    そして良い人の店なんだろうなって感じました。

    戸畑はあまり縁がありませんが、年内には行きたいと思います。
    美味しそうなのでその場合はレビュー⭐︎5でコメントしますね。

    • ramenshishi より:

      返信が遅くなり申し訳ありません。
      コメントありがとうございます。

      基本的には良いお客様に恵まれて感謝しているのですが、稀に心がざわつく方もいらっしゃいます笑。
      色々な方がいらっしゃるのが世の中ですから仕方のないことだと達観しております笑。
      ちなみに僕は全く良い人ではありませんが、よろしければご来店お待ちしております。

      わざわざコメントして頂き本当にありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました